※お見積り&打ち合わせ費用 自然ガイド(奄美大島で朝~夕方×2日分:15~25万円ほど):観察や採集したい生き物を「代表」が一緒に取りに行きます! ※要日時相談。事前にお電話いただけますとスムーズです

GU-toku-0003
SOLD OUT
GU-toku-0003
在庫状態 : 売切れ
¥5,000(税込)

※お見積り&打ち合わせ費用になります。実際のガイド料は15~25万円程を予定しております。
なお実際にご依頼頂けました際には、徳留から「3000円相当の奄美のお土産」をお渡しいたします。(大島紬のカードケース、ハブ革の小銭入れ、その他お土産屋さんで欲しい商品3000円分など、現地で選んで下さいませ!)

奄美大島(東部・中部・南部)で朝~夕方×2日コースにて、あなたと一緒に「生き物」や「植物」を探します。(ガイド料には、レンタカー代、ガソリン代、動植物の梱包とご自宅までの輸送費、採集道具の準備料、徳留の宿泊費、奄美大島の採集のルールやマナーの説明書など一式が含まれています)

世界自然遺産の島である奄美大島は、豊かな自然と環境が残っている魅力的な場所です。また、種子島や屋久島と奄美大島の間では、植生や生息する生き物もガラリと変化し、奄美固有種も多く生息します。

しかし、奄美大島では法律や条例などで規制されている生き物や場所も多くありますし、水辺に行くとホンハブやヒメハブなども普通に棲息しています。例え規制されていない生き物(アマミシリケンイモリやハロウェルアマガエルなど)だとしても、許可なく飛行機やフェリーで持ち出すことは出来ません。(下手すると警察沙汰や新聞沙汰になり、多くの人に迷惑を掛けます)
そこで、「奄美で生き物の観察と採集をしてみたい」という方向けに、安全対策や生き物探しの専門知識を持つ徳留がサポートをいたします。

 

奄美大島の両生類、爬虫類、植物、熱帯魚などの観察と採集を「安全&安心&気持ちよく」されたい方に。

経験者の徳留と一緒に行動することで、安全に安心して「気持ちよく(法律違反に怯えずに)」採集することができます。また、参加者には法律や条例などの規制と保護区一覧、規制種の見分け方などをまとめた資料をお渡ししますので、2回目以降の採集にも活かせることと思います。

<ガイドの流れ>
・前日:ガイドは朝からしますので、奄美大島に前泊してください。
・1日目:朝、集合(ホテルなどへお迎えに行けます)⇒観察と採集⇒夕方になったら解散(ホテルなどへ送れます)
・2日目:朝、集合(ホテルなどへお迎えに行けます)⇒観察と採集(別のポイントや別の生物狙い、海水魚探しなども可能)⇒夕方になったら解散(ホテルなどへ送れます)
・翌日:1~2泊程度なら観光されても大丈夫ですし、飛行機やフェリーにて、翌日にご帰宅頂いても大丈夫です。生体などは徳留アクア工房が「ご自宅までお届けする手配」をいたしますので、大阪辺りまでの方なら、早ければ2~3日程でお引渡し出来るかと思います。

※私の奄美の知り合いが(スケジュールが調整出来て)ガイドをしてくれれば、追加オプションで↓のように夜の林道を案内して生物観察をすることもできます。春~秋の比較的暖かい日や雨上がりなどには、両生類や爬虫類、アマミノクロウサギなどにも出会えます。(写真はアカマタというヘビですが、ハナサキガエルやオットンガエル、ネズミや運が良ければアマミノクロウサギやリュウキュウイノシシなども見ることが出来ます)

なお、ガイドの中では――野外活動の危険性と安全対策、動植物の見つけ方と飼育方法、守らないといけない法律などをしっかりと守ったうえで、楽しい時間を過ごしてもらえたらと思います。また、希望によっては要所要所で観光案内も可能です。

↓のように、徳留アクア工房の徳留は「顔と住所と電話番号を一般公開して」おります。
法律違反や世間様に言えないような、やましい部分は一切ございませんので、ご安心してご相談やお見積りのお問合せをしてみてください♪

・参加人数は「1~2名(3名までギリギリ、4名で行動は出来ますが、林道には入れません)」を予定しております。少人数で、1日楽しめたらと思います。

<オプション:参考金額>
・酸素詰めの酸素と袋+発泡スチロール箱代:飛行機に酸素缶は持込できませんが、現地調達で全部で1000~1500円程度で用意できます。1セット分は無料で用意します。
・持ち帰るための輸送費:サイズや輸送先によって1000~3300円程度で可能です。1箱分は無料で用意します。

※なお、飛行機やフェリーでの持ち出しは明確に禁止されており、「新聞に載ります=多くの人に迷惑が掛かります」ので、絶対にやめて下さい。徳留アクア工房としても「ルール違反かつ住民への配慮が足りていない」と感じますので絶対に禁止とさせて頂きます。擁護は出来ませんし、明確に禁止したのに飛行機やフェリーで持ち出そうとして炎上や行政罰(採集地証明ができずに誤解されたり、違反したと誤認されたり)が下されても、徳留アクア工房では一切の責任を持てません。

※↓の保護区一覧でも、「完全に採集禁止~道具を使わなければ採集可能」まで区分がありますが、間違えると一発で犯罪になります。

・期間を延長して案内して欲しい:1日延長ごとに追加6万円で承ります。(宿泊費、レンタカー代、ガイド代込み)
・加計呂麻島への渡航費:要相談(加計呂麻島へ行くには前泊込みで最低2泊+レンタカーの準備が必要です。また、採集規制も奄美大島より厳しくなっています。古仁屋港に朝一集合で「追加7万円くらい」でご提案できるかと思いますが、ご相談下さい)
※持ち帰り用のクーラーボックス、仕掛けや道具は、ご自身の物を使用されても大丈夫です。

<ご注意>事前に準備や知識を仕入れていない「安易な採集や持ち出し」は、明確なルール違反であり、マナー違反です。法律に触れる可能性も高い、とても危険な行為です。

奄美大島の生物や植物を採取&養殖&販売している徳留アクア工房の徳留ですが、事前に準備や知識を仕入れていない「安易な採集や持ち出し」は危険な行為で迷惑な行為だと考えています。規制された場所や生き物の採集は明確な法律違反で、数十万円~下手すると数百万円の罰金&懲役刑もあり得ます。また、規制されていない生き物でも飛行機やフェリーで大量に持ち出そうとすると、一発で新聞に名前が載ってしまいます。

また、島の住民の中には、たとえ法律を守っていても「生物採集に厳しい目を向けられる方」も正直たくさんいます。私達はお邪魔させて頂いている立場なので、ルールとマナーを守るのは当然です。また、生物採集を嫌だと感じる方の目になるべく留まらないよう、現地で最低限の配慮をすることはとても大切だと思っています。そうでないと、最終的には「全部規制されて、動植物の持ち出し禁止=中長期的な視点で奄美の動植物を守れない」となるのが目に見えています。

資料の1例ですが、↓のようなパンフレットが奄美空港では設置されています。

現時点でさえ、このリストの動植物は採集規制(一部は流通や所持の規制)が入っています。

正直、イボイモリやイシカワガエルのように「天然記念物」となってしまうと、確実に手遅れ(保護の規模が小さくなる)です。
強すぎる規制は「別世界の生物だ」と一般の愛好家に思わせてしまい、人々の興味関心から奄美の生物を消し去ります。また、経済活動の規模が大きな「ペット業界」や「観光資源」として生き物を採集~養殖~流通できなくなることは、保護するための資金作りの道(厳選個体や養殖を原資とした資金を、保護活動に投入すること)が出来なくなります。

乱獲を防ぐことや生息地を守ることは絶対に必要ですが、「持続可能なペット流通の余地」を残さないと、保護の資金源(環境負荷の少ない採集方法&養殖個体の市場)も消滅してしまいます。「持続可能な生き物の保護(保護活動)と天然資源の利用(ペット販売)を軸に、自然保護と環境保全活動の輪を回転させて、規模と場所と保護対象を大きくしていく」という、「長期的に・安定して・経済活動から資金を得られるような保護活動」が出来なくなります。

そういう意味でも「安易な採集や持ち出し」とそれに伴う「保護すれば安心という声(まるごと規制すれば良い、天然記念物にしたらいい、持ち出せないようにすればいいなど)の規制すればOKという声」は本当に困ります。保護することは大切ですが、「規制を掛けただけで、保護までしたつもりになる(事実上の放置)」は良くありません。保護活動は、10年~20年、50年、そして世代交代をしながら100年以上と持続させないと意味がありません。

そのためには「熱意・人材・広報・場所・教育」などが必要であり、それを支える安定した「資金源=環境に負荷を掛け過ぎずに経済活動を行うこと」が欠かせませんそのため、私は「奄美の生物を規制して、ペットとしての流通や持ち出しを禁止すると、50年後まで奄美の生き物を守れない(じわじわと数を減らしてしまう)」とも正直考えています。自然と経済のバランスを取って、中長期的な視点で保護を続けるには「安易な規制は障壁」でしかありません。「バランスを取って利用すること」「余地を残すこと」は絶対に必要だと感じています。

――と、文章が長くなってしまいましたが。徳留アクア工房の代表の徳留としては、この高額になるガイドやイモリ達が「安易な気持ちや金目当てでの販売ではない」と理解してもらってからの、ご相談やお問合せを頂けたらなと思っての文章でした。徳留としての価値観は「自然と経済の両立による、資金源の獲得と活動規模の拡大」です。もちろん、奄美の動植物の売上は、鹿児島や奄美の動植物の保全活動にも回しています。

その他、お申込みの「条件」や「考え方」について

<お申込みの条件>
・お互いに敬意を持って、社会の中の人と接することが出来る方のみ、お申込み下さい。
※口下手な方や変わっている方などは全然OKですが、個人的に「横柄な方」「自分の正義に酔う方」「不潔な方」は絶対NGです。色々な場所で他人に親切にしてもらった時に「ありがとう」「嬉しいな」って感じない方、当店のサービス等を含めて「買ってやっている」「自分は客だから立場が上だ」と思われる方、きっと私と価値観が合わずに1日は一緒にいられませんので、ご遠慮ください。
私は「誠実な方や常識のある方には誠意と良識と笑顔を返し」、「横柄な方や失礼な方には、苦笑いで距離を置く対応を返し」、「仲良くなった方とは、楽しい時間を共有したい」と考えています。徳留アクア工房の代表としては「商品やサービスを売ってやっている!」となるのは絶対にダメですが、非常識だと感じる方とは大きく距離を取りたいと考える人間でもあります。笑顔には笑顔を返し、攻撃には距離を取って、(場合によっては、生存の為に正当防衛的な反撃を返す)そのような人間です。

・魚類、両生類、爬虫類、虫類、植物、その他――何かしらの生き物が好きな方。
※車の中で1日沈黙は、お互いにつらいかと思います。私の会話のカードデッキを聞くだけなのも、同時につらいと思うので……動植物関連のカードデッキを組める方なら、お互いに楽しいかなと思います。

・生息地の場所を「特定できる写真を撮らないこと」と「不特定多数に教えないこと」に同意できる方。
※後日、自分で採集に行く分は構いません。生息地の乱獲や島外の業者対策として、不特定多数には秘密とさせて下さい。

万が一、怪我や事故に遭っても「各自の保険で対応」に同意が出来る方。
※どんなに注意していたとしても、ハブに噛まれると入院必須なので、必ず空港やコンビニで「掛け捨ての旅行保険」などに加入してください。ヒメハブは水中にも潜っていますし、落ち葉と見分けがつきにくいです。樹上にはスズメバチの巣があることもあります。なお、徳留アクア工房でも保険には入っていますが、当工房に過失の無い事案には保険を適用することは出来ませんので、ご理解いただける方のみお申込み下さい。(なお、代表の徳留は年に数回奄美へ行って、林道や川の中を歩いていますが、過去にハブに噛まれたことはありません。スズメバチも刺されたことはありません――とはいえ、安全のためのコツやポイントを守っていても、万が一があるのが自然相手です)

奄美大島や加計呂麻島で生き物採集をしてみたいけれど、「ひとりで行くのは不安」「ポイントが分からない」という方は、ぜひご活用下さい。

「奄美大島で採集して大丈夫な場所・生動植物・輸送方法」などや「奄美のマダニ、蜂、毒蛇、イノシシ」などの危険な生き物、「奄美大島での自然の中での安全対策&地元の方に対するマナーとルール(採集網を持っていると嫌がる方もいますので、配慮や棲み分けすることはとても大切です。また、保護区などで誤解されるような行動をとるのもマナー違反です)」なども学べます。

なお、探したい生き物によっては冬眠していたり、卵や幼虫の季節だったりして、見当たらない季節もあります。カートでポチる前に、お電話などで徳留までご相談いただけましたら、予定を組むのがスムーズになると思います。
(細かくは種類によって違いますが、アマミシリケンイモリは12月~9月に観察しやすく、6~9月はカエルや爬虫類の観察が楽しめます)

過去の奄美旅行で採集したり、見つけた生き物について

↓は過去に徳留が採集したり、知人が採集したり観察した生き物です。このような魅力的な子達が、奄美大島では出会えます。

お約束:ガイドの説明

身近な自然の中で生き物を採集することで、生き物への興味関心を持っている人を増やすことは徳留アクア工房の理念の一つでもあります。
理念や生息環境などについては、「当工房の理念」や「採集旅行の記事」などのページ、この商品ページの一番下に記載しておりますので、ぜひお時間のある時に覗いてみて下さい。
共感して頂ける方ならば、うちの生き物達を大切に飼育してくれることと考えています。

決済方法

決済は「①ガイド代は、銀行振込で前払い」+「②交通費や消耗品などの実費分は、現金手渡し(当日)」を予定しています。
また、日時調整は本人確認の意味を合わせて、1回はお電話にてさせて頂きたいと考えております。

<キャンセル規定:5週間前までは「キャンセル料・60%+飛行機やホテルのキャンセル料+手配したレンタカーや消耗品などのキャンセル料」/3週間前までは「キャンセル料:70%+飛行機やホテルのキャンセル料+手配したレンタカーや消耗品などのキャンセル料やキャンセルできないのは実費相当」/7日前までは「キャンセル料:90%+手配したレンタカーや消耗品などの実費相当」/それ以降は、キャンセルされてもご返金は致しかねます>

 

お取引のルールとご注意点

お取引のルールやマナー、注意点などをまとめてあります。必ず、ご一読下さい。

お互いに良識と敬意を持って、気持ちの良いお取引を

長文になりますが、初めての方やお久しぶりの方は、下記の「ご注意点」を一読の上でご購入下さい。
ご注文いただいた時点で、下記の内容に同意いただくことになります。なお、徳留アクア工房にご質問やご相談などがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。

①ご理解いただきたい「当店の価値観」を注文前にご確認ください。

☆生体の管理は丁寧にしておりますが、生体の状態が悪くなった場合(代替品が用意できない場合も含む)には、ご注文をキャンセルさせていただくことがございます。
☆野生個体は指の欠損や尻尾の欠け、指の数が多い(噛まれてちぎれそうになった状態で、新しい指が生えてきた際に起こりやすい)などがある可能性があります。それも野生個体の魅力だと感じられる方のみ、ご購入下さい。
☆ご注文のキャンセルは致しかねます。しっかりと熟考いただいて、ご注文をお願い致します。

とても恐縮ではありますが「説明文を読まない方」や「神経質な方」、「横柄な態度で値切る方」「値下げできないのにしつこく食い下がる方」「お客は店より立場が上であり、絶対的に偉いと思っている方」は、お取引をご遠慮させて下さい。例えば――「送られてきた時に真っ黒だった⇒説明文にありますが、保護色で一時的に黒くなっているだけ(適切な飼育環境なら数日で元に戻る)」「指欠けがある⇒説明文にあるように、野生個体なら一般的です。(それも個体が野外で生き抜いた歴史であり、魅力の1つです)」「注文後に値切る⇒注文確定時に売買契約も有効ですので、せめて事前にお願いいたします」

②特に「横柄な態度で値切る、値下げが難しいと伝えているのに何度も食い下がる」ことは、絶対にされないで下さい。

正直、(当店に限らず)専門的な品や希少価値の高い品を値切るのは、大変失礼な行為だと私個人は感じます。当店も含めて、商売人や技術者は商品やサービスの魅力と価値を考えて、自信をもって値付けをしております。

そこをご理解いただけない方は、大きなトラブルの原因になりますので、他店をご利用いただけますと幸いです。
もちろん、どうしても……という場合には、私も趣味人の一人ですので「良識」と「常識」と「誠意」を持って、事前にご相談いただけるなら、ご相談は受付けます。例えば、ご希望を聞きながら「在庫状況」や「似たような別の商品」、「訳あり商品」などをご提案が出来る場合もあるかと思いますし、「お手持ちの生体や植物などとの交換や下取り」などで対応できる場合もあるかと思います。

その一方で「20%を超えるような非常識な値切り」や「ケチを付けて商品の価値を貶めて値切り」などをされる方、値下げできないとお伝えしたのに何度も食い下がる方、値下げに応じなかったことで腹を立ててSNSで誹謗中傷するなどの営業妨害をされるような方は、お互いに不幸になりそうですので当店のご利用は遠慮願います。不満を感じるお取引は、お互いの為にメリットがなく、精神衛生上も良くありません。

③お支払いはスマートに。分からないことは「質問」「相談」して下さい。

☆「当店からの注文確定メール送信後(合計お支払い金額のお知らせ後)、72時間以内にお支払い手続きを行える方」のみ、ご注文をお願いします。
もしお支払いが遅れる場合に事前にご連絡を頂けない場合には、キャンセル料15%の請求と以降のお取引をお断りさせていただく場合もございますので、ご注意ください。
また、キャンセルを繰り返す、過度なクレームや強要をする、SNS等で誹謗中傷や当店関係者への嫌がらせの投稿を行うなど、営業妨害や名誉棄損にあたるような悪質な行為をされた場合には、警察や弁護士などに相談し、法的な手続きをさせて頂くことがございます。

☆場合によっては発送できる日時が限られてしまうこともある為、(なるべくご希望に添うように努力いたしますが)希望の到着日時に添えない場合もございます。ご理解頂いた上で、ご注文下さい。
☆生体は鹿児島事務所(鹿児島市)と奄美事務所(奄美の生体管理所)いずれかからの直接発送となります。奄美事務所からの発送の場合は、「商品名+商品説明の冒頭」に記載いたします。また、奄美大島から発送の場合は、島外への到着まで日数が+1日追加されます。

☆死着やイメージ違いなどでの補償や返品は一切できません。梱包は「60サイズ発泡スチロール箱+容器にイモリと湿らせたミズゴケかキッチンペーパーを一緒に入れる+夏場はペットボトルに水を入れて凍らせて新聞紙で包んだもの(もしくは保冷剤)を同梱して温度上昇を防ぐ」という梱包をして、宅配便にて発送いたします。

☆ご希望の梱包方法がありましたら、ご注文時の自由記入欄からご連絡下さい。可能な範囲で対応いたします。(例:例えば送料が余分に必要ですが「一回り大きな発泡スチロール箱で送って欲しい」「奄美事務所から鹿児島市の事務所に生体を宅配便で輸送し→鹿児島市の事務所で生きていることを確認して、餌や水分を補充し、凍らせたペットボトルを交換する→その上で購入者さんの所に発送」ということも可能です)

☆生体や植物は、なるべく元気な状態で受け取るために「郵便局留め」を強くお勧めします。問合せ番号をお知らせしますので、小まめに荷物の現在地をチェックして、営業所に届き次第すぐに受け取られて下さい。

野生の生き物を採集や販売することの「意義」と徳留アクア工房の目指す「未来」について

ここからは、余談かもしれませんが、当店の理念に通じる「野生の生物を採集や販売することの意義と未来」について、紹介したいと思います。

誤解を恐れずに言うなら「ガチガチに保護されて、動物園や水族館でしか飼育できない生き物(天然記念物になった生き物)=人々の興味関心が薄くなって、明確な保護対象になっていない生息地が(農地の脇の水たまりや農業用水のため池は特に)、次の世代になったらあっさりと消える」と私は感じています。

 

↓は奄美大島のアマミシリケンイモリの生息地ですが、この姿を200年後も残せるか? と考えた時に「規制だけ」では守れないと私は感じます。

①奄美大島での両生類の生息地(一例)

徳留アクア工房の代表の徳留が、奄美大島で撮影したアマミシリケンイモリの生息地の様子です。飼育や繁殖の参考にされてみて下さい。
※当店の販売するイモリの採集地とは異なる場所も含まれます。(自然公園や保護区など、許可の無い採集が規制されている場所では写真撮影のみしかできませんし、珍しい色彩のイモリが棲む場所は限られています。生息地の乱獲防止のためにも、ご理解いただけますと幸いです)

A:林道の途中にある、側溝や水たまり。

B:山沿いにある、農機具などを洗えるような場所

C:側溝が土砂で埋まって、山水が溜まっている場所。

D:道路沿いにある、農具を洗える場所。

②意義と未来について

このように、奄美大島ではアマミシリケンイモリやカエルなどの両生類が多く棲む水辺が、現在でも比較的多く残されている印象です。
鹿児島市に住む私としては、奄美は「住宅地と山の距離が近い」と感じる土地です。生活や農業のすぐ隣に、豊かな生き物が棲む自然の森や山が今も存在しています。また、世界自然遺産や自然保護区などで、採集や採集方法が規制されている地域もたくさんある印象です。(もちろん、知らずに違反すると罰則で大変なことになります)

しかし、豊かな自然環境を未来に残すためには、規制するだけでは不十分だと徳留アクア工房の代表の徳留は感じています。
なぜなら「興味関心を持つ人が少なくなる=ひっそりと生き物が消えていく」ということが歴史では何度も繰り返されているからです。保護する【だけ】では不十分です。そう、「保護するだけ=人々にとって身近ではなくなる=いつの間にか消える」ではなく、「保護と飼育を両立させる=適切な距離感で人と生き物が共存できる関係を作る=いつの間にか消えることを防げる」と徳留は考えています。

 

日本産の両生類の飼育を通して、徳留アクア工房の徳留は「適切な距離感で人と生き物が共存できる未来につなげる」一助になりたいと考えています。
奄美の水辺には、今のところ「普通の真っ黒なアマミシリケンイモリ」はたくさんいてくれる状態です。また、現状は「規制されていない場所で捕獲した個体の飼育と繁殖は合法」でもあります。しかし、イボイモリのように天然記念物になるなどの規制が入りすぎると「一般人は飼育も繁殖も基本的に出来ない=身近な存在では無くなり、興味関心を持ってもらえない=飼育環境を守ることが難しくなる=いつのまにか、生き物が消えていく」と徳留は考えています。

徳留としては、個人的に「乱獲は当然ダメだし、規制することも大切」だと思っていますが、「強すぎる規制は、長期的な環境保全や保護には悪い影響を与える」と感じています。それよりも「メリハリをつけること」や「自然保護と経済活動の両立を目指すこと(=魅力的な野生個体を厳選して採集&養殖して、ペットとして流通させること)」で次のようなメリットと未来を作ることが出来ると考えています。

・魅力的なイモリを飼育できることで興味関心を持つことができ、生息地への保護意識や自然を大切にする意識を育める
・イモリの生息地に行ってみたいと感じることで、鹿児島や奄美の観光客が増え、観光や経済に良い効果がある
・イモリ繁殖や子イモリの交換などができる愛好家が増えることで、野生の個体を採集しなくても大丈夫な未来を作る(あえて真っ黒な個体やそれほどでもない柄の子を、何十匹も採集するようなことが無くなる)
生息地保護などの自然保護活動に資金をかけられる(自然保護は「情熱と補助金だけ」では継続できません。資金と人材と情報が無いと、次世代に繋げる100年以上続けられる活動は出来ません)⇒安定した資金が無いと人を雇えませんし、設備投資も、保護したい土地や山を買うことも出来ません。代表が貯金を切り崩して補助金頼みで続ける活動は、代表の貯金や熱意が無くなった瞬間に行き詰ってしまう危うい活動です。徳留アクア工房は「鹿児島でペット業に関わる者として、鹿児島の自然と生き物と社会に還元する必要がある」と考えて事業と社会貢献活動を行っています

――ということで、アマミシリケンイモリの飼育や繁殖をしてくれる方、鹿児島の自然環境やペット業界をより楽しく面白くすることに協力してみても良いよという方、ぜひ徳留までご連絡下さい。
生き物好きな趣味人の一人として「楽しくゆるーく繋がり」ながら、飼育情報の交換、卵や採集個体の交換(動物園のブリーディングローンみたいに、将来的に血統が濃くなりすぎるのを防ぎたい)、飼育しくれなくなったペットの里親情報の交換や再流通などもできたら良いなぁと思っています。

 

↑徳留アクア工房の代表の徳留です。2023年奄美大島にて。